1. | 地元の山にある天然の土を使っているが、砂と粘土の中間の性質を持ち、砂のように水はけが良いにもかかわらず、ニガリ(苦汁)を入れなくても良く締まって固まる |
2. | 雨後の再起が早く、天気が良ければ夏は半日、冬は1日後に使用出来る |
3. | 足が疲れにくく、ボールも長持ちする優しいコート |
4. | 「はちみつ色」でニガリを入れていないので、アンツーカー(フレンチオープンの赤い土で、ニガリを入れて締める)のように靴下やウエアーが汚れない |
5. | アンツーカーはレンガを粉砕したもので、粒子に角があり転ぶと擦り傷を負うが、この土は粘土質のため、転んでも擦り傷をほとんどしない |
6. | 固く締まるのでイレギュラーが少ない |
7. | その他のコートサーフェスと比べてバウンドの摩擦が大きく、ボールのスピードが遅くなる
全仏オープン等でもラリーが続き、なかなかショットが決まらない
ストロークの基本を身に付けるには、クレーコートが最適であると言われている
近代のテニスはストローク戦が多くなっているが、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなど世界のトップ選手は、ヨーロッパのクレーコート育ちが多く、子供の頃からクレーコートでストロークの基本を身に付けたからである
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